茨城県知事選挙の候補者に公開質問を行いました!(8月26日更新)

本日、茨城県知事選挙が始まりました。投票日は9月5日。
立候補したのは現職の大井川和彦氏と新人の田中しげひろ氏の2人です。
いばらき原発県民投票の会では、原発県民投票に関する考えを各候補者に聞くため、公開質問を行いました。(8月17日〆切)


【質問項目】
1.当会は昨年「東海第二原発の再稼働の賛否を問う県民投票条例の制定」を求め、茨城県へ直接請求を行いましたが、県議会で否決されました。この点についてご見解をお聞かせください。

2.今後、東海第二原発の再稼働について同意が求められた場合、県民の意思をいつ・どのように確認するお考えですか?                

3.今後、「東海第二原発の再稼働の賛否を問う県民投票条例の制定」が県民から再び求められた場合、茨城県知事としてどのような意見を付けるお考えですか?

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締め切りまでに回答が届いたのは田中しげひろ氏のみです。
大井川和彦氏からは「報道関係以外の質問への回答は差し控えている」と連絡がありました。(8月17日着信あり。8月26日修正)

※修正前の記事の中で「8月19日現在、大井川和彦氏から回答がない」と記載していましたが、8月17日に大井川和彦事務所より電話にて連絡をいただいていたことが分かりました。
お詫びして訂正いたします。

田中しげひろ氏の回答はこちら(PDF版)

なお、会では2020年10月に大井川知事に原発県民投票に関する公開質問を行い、回答を得ています。(大井川知事への質問回答はこちら


また、東海村長選挙、県議会議員補欠選挙の立候補予定者にも、同様の公開質問をお送りしています(8月25日〆切)。
回答が届いたら、公開していきます。

「県の人と話そう!原発広域避難計画」の質問・回答等概要ができました。

2021年5月29日に開催した「県の人と話そう!原発広域避難計画」。議事録が18ページと膨大なため、「読みにくい。質疑応答のまとめを作って欲しい」との声を受け、質問・回答等概要を作成しました。ぜひ、ご覧ください。

「県の人と話そう!原発広域避難計画」質問・回答等概要(PDF)

映画「県民投票」が、ぴあフィルムフェスティバルに入選しました!

いばらき原発県民投票の活動を撮影された大場丈夫監督の映画「県民投票」が、第43回ぴあフィルムフェスティバル PFFアワード2021に入選し、正式上映されることが決定しました!

「第43回ぴあフィルムフェスティバル」

日程:9月11日(土)~25日(土) ※期間中2回上映

会場:国立映画アーカイブ(東京・京橋)★表彰式は9月24日(金)

入選作品は、U-NEXTとDOKUSO映画館での配信も予定されているとのことです。 



「県の人と話そう!原発広域避難計画」の議事録が出来ました!

2021年5月29日に開催した、「県の人と話そう!原発広域避難計画」の詳細な議事録が出来上がりました。ぜひお読みください。


いばらき原発県民投票の会では、原発県民投票の実現に向けて、今後も多様な方々と対話を続けていきます。
次の企画をお楽しみに!

「県の人と話そう!原発広域避難計画」議事録(PDF)

東海第二地域原子力防災協議会の資料を入手しました

県知事への質問書の回答に書かれていた「東海第二地域原子力防災協議会」の資料を入手しましたので、公表します。

【東海第二地域原子力防災協議会作業部会】
 第1回(平成27年4月15日)メモ  第1回資料
 第2回(平成27年12月17日)メモ  第2回資料   
 第3回(平成29年6月29日)議事概要  
第3回資料(1-30) (31-45) (46-60) (61-75)
 (76-90) (91-105) (106-120) (121-142)
 第4回(平成29年8月23日)議事概要  
第4回資料(1-20) (21-40) (41-60)
 第5回(平成29年12月21日)議事概要  第5回資料   
 第6回(平成30年5月23日)議事概要  第6回資料   
 第7回(平成30年10月26日)議事概要  第7回資料   
 第8回(令和2年3月19日)議事概要  第8回資料   
 第9回(令和2年7月28日)議事概要  第9回資料   
 第10回(令和2年10月19日)議事概要  第10回資料  

報告書の発行とイベント告知の記者会見を行いました。

2021年4月8日、県政記者クラブにて、
いばらき原発県民投票の会の報告書完成と、5月29日に開催する
「県の人と話そう!原発広域避難計画」のお知らせを行いました。
報告書の申し込みはこちら
「県の人と話そう!原発広域避難計画」の参加申し込みはこちら

県の人と話そう!原発広域避難計画

昨年、本会が行った原発県民投票条例の審査の過程では、東海第二原発の再稼働の同意について、県が判断する際に県民の意見を聞くことの重要性と、それに至る3つの条件が示されました。
そこで、3条件の一つである避難計画の策定状況について、茨城県の担当者より情報提供を受け、質疑や対話を通して現状についての理解を深め、そこで得た情報を県民へ広く周知します。

【 日時 】 2021年5月29日(土)13:30~16:00
【 場所 】 水戸生涯学習センター3階 大講座室
     (水戸市三の丸1丁目5-38)
【 司会 】佐藤 嘉幸(筑波大学人文社会系准教授)
【ゲスト】茨城県原子力安全対策課 広域避難計画担当
【 定員 】40人(先着順)
【参加費】無料
【申込方法】申込フォームはこちら
または、氏名・お住いの市町村・電話番号(メールアドレス)を、いばらき原発県民投票の会事務局へお送りください。
・メール(ibarakitohyo@gmail.com)
・ファックス(029-307-4182)
【 主催 】いばらき原発県民投票の会
※開催に当たっては、新型コロナウイルス感染症対策を徹底します。緊急事態宣言が発令された場合には延期する可能性があります。

代表プロフィール

鵜沢恵一

鵜沢 恵一(うざわ けいいち)
千葉県出身、ひたちなか市在住。大学生と高校生の2児の父。会社員として水戸市内に勤務、雪の日以外はオフロードバイクで通う。5kmのジョギングを日課とするほか、登山、水泳、楽器演奏、読書、日曜大工など趣味多数。さらに毎晩、缶ビール片手に高校生の長男の弁当づくりを楽しんでいる。震災を契機に「次世代に残す世界は我々が準備しなくては」と強く思い、父母を中心とした市民グループ「ここに種をまく」の代表として、学校や子どもたちに関する講演会を主催したり、地域における子どもたちの居場所づくりを模索している。

県議会へ特別委員会の設置を求める陳情を提出しました!

2021年2月22日、茨城県議会へ特別委員会設置の陳情を提出しました。2月26日の本会議で各議員に配付される予定です。
陳情書(PDF版)はこちら

(件名)東海第二発電所再稼働にかかる調査特別委員会の早急な設置に関する陳情

(趣旨・理由)
昨年第二回定例会において、本会より提出した「東海第二発電所の再稼働の賛否を問う県民投票条例の制定について」審議されました。

その審議の過程で、「原子力問題の議論の活性化、勉強会や検討会」、「論点の整理を早急に進めて、活発な議論を進めなければならない」などの発言とともに、「住民の声を聞くということが大変重大」「多くの県民から意思表示の機会を望んでいることが示されたことは大変重く受けとめ」「県民の皆様の声に耳を傾け、練られた民意を得るための最良の手段について議会の中で議論する」との発言がありました。

 東海第二発電所では安全対策工事が進められており、2022年12月には工事終了予定との報道もあります。早ければ茨城県は2023年初頭に東海第二発電所の再稼働判断を求められることになります。

 先の審議で言及された「原子力問題の議論の活性化、勉強会や検討会」また「練られた民意を得るための最良の手段に関する議会での議論」を丁寧に進めていただくには、多くの時間が必要と思われます。

以上を鑑み、早急に「東海第二発電所の再稼働にかかる調査特別委員会」を設置され、東海第二発電所の再稼働の可否にかかる県民の意思表示の方法について、および、県民が意思表示する際の情報提供の内容について検討いただきますよう、強く陳情いたします。

  • 早急に「東海第二発電所の再稼働にかかる調査特別委員会」を設置すること
  • 東海第二発電所の再稼働の可否にかかる県民の意思表示の方法について、および、県民が意思表示する際の情報提供の内容について検討すること

以上

令和3年2月22日
陳情者 いばらき原発県民投票の会
共同代表 鵜沢 恵一

茨城県議会議長 常井洋治 様