活動方針を決定しました

いばらき原発県民投票の会活動方針
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活動を展開していく上で、大切にしたい言葉たち。
本会の意思決定機関である世話人会において、あらためて明確にしました。ぜひご一覧くださいませ。

いばらき原発県民投票の会 活動方針

2019.4.18 世話人会決定

■ミッション(果たすべき使命、存在意義。何のために活動するのか)

「民主主義の共通体験」のプラットフォームとなる

■ビジョン(将来像、夢、ゴール。ミッションを果たすとどうなるのか)

2020年の「原発県民投票」投票日に、県民一人ひとりが、自らの選択を記した票を投じている

■アクション(具体的な行動。ビジョンを実現するために何をするのか)

・条例制定のための直接請求に向けた、受任者/署名あつめ
・県民一人ひとりの意思形成のための、対話と学びの場づくり

■バリュー(大切にしたい価値観。アクションにおいて何に気をつけるのか)

・原発への賛否や関心の高低に関わらず、誰もが参加できる雰囲気をつくろう
・さまざまな立場の個人・団体・組織と、等しい距離でゆるやかにつながろう

■スローガン(合言葉)

話そう 選ぼう いばらきの未来



「県民投票フェス」5月19日に開催です!

県民投票フェスフライヤー(オモテ)
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県民投票フェスフライヤー(ウラ)
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5月19日(日)、茨城県水戸生涯学習センターにて、「県民投票フェス vol.1 話そう 選ぼう いばらきの未来」を開催いたします。ふるってご参加くださいませ。

日時:5月19日(日)13:45~16:15
会場:茨城県水戸生涯学習センター・大講座室
   水戸市三の丸1-5-38 茨城県三の丸庁舎3階

★参加無料・予約不要


<内容>
●オリエンテーション~なぜ、県民投票なのか?
●話題提供 
 ゲスト:渋谷敦司さん(茨城大学人文社会科学部教授)
 「原発再稼働の『同意』って? 東海第二原発の近隣住民意識調査より(仮)」
●ダイアログ~参加者間の対話
 お話を聞いて感じたこと、疑問に思ったことなど、他の参加者と話しあい、聴きあいます。
●全体での共有とゲストからの応答
●主催者からのご案内


<話題提供者>
渋谷敦司さん(茨城大学人文社会科学部教授)
ジェンダー視点での福祉政策や家族政策、最近は震災後の科学・技術政策に関する地方行政や地域社会の住民意識などについて研究。主著に「市民運動論:新たな市民運動は科学、政治を動かすか?」(田村誠他編『ポスト震災社会のサステイナビリティ学』国際文献社、2014年)など。

<地域社会と原子力に関するアンケート2018>
渋谷教授を中心とした茨城大学「地域社会と原子力」調査チームは、2018 年12月から翌年1月にかけて、東海村と30km圏の日立、那珂、ひたちなかの4市村の無作為に抽出した計4,000人を対象に、「同意」をめぐる民意の確認方法などを聞く調査を実施した。その結果から見えてきたものは?

<進行役>
徳田太郎(いばらき原発県民投票の会共同代表)
ファシリテーター(話しあいの支援・促進役)として2003年に独立。東日本大震災の被災地での地域づくりや、つくば市民大学の企画・運営に携わる。


「いばらき原発県民投票の会」では、2ヵ月に1回程度、「県民投票フェス」と題したイベントを開催予定です。ゲストによる講演や話題提供、ワークショップ、ライブ、アート、飲食ブースなど、各会場ごとに創意工夫をこらしたプログラムを展開します。第2回以降の予定については、都度ご案内いたします。

県民投票カフェ:4月の開催予定

県民投票カフェフライヤー
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「県民投票って?」「受任者って何するの?」はたまた「東海第二原発って今どうなってるの?」など、皆でざっくばらんに話し合うのが「県民投票カフェ」。全44市町村で開催予定です。
2019年4月の開催予定は、以下の通りです。いずれも予約不要・参加無料。お気軽にお越しください。
また、最新の情報や詳細は、facebooktwitterもご参照ください。

・4月6日(土)13:30~15:30
 ひたちなか市「ふぁみりこらぼ」1階・101研修室
 
・4月7日(日)14:00~16:00
 茨城町「総合福祉センターゆうゆう館」2階・会議室4
 
・4月13日(土)13:30~15:30
 筑西市「しもだて地域交流センターアルテリオ」2階・研修室
 
・4月28日(日)13:30~15:30
 古河市「スペースU古河」1階・会議室2&3


共同代表プロフィール

鵜沢恵一

鵜沢 恵一(うざわ けいいち)
千葉県出身、ひたちなか市在住。大学生と高校生の2児の父。会社員として水戸市内に勤務、雪の日以外はオフロードバイクで通う。5kmのジョギングを日課とするほか、登山、水泳、楽器演奏、読書、日曜大工など趣味多数。さらに毎晩、缶ビール片手に高校生の長男の弁当づくりを楽しんでいる。震災を契機に「次世代に残す世界は我々が準備しなくては」と強く思い、父母を中心とした市民グループ「ここに種をまく」の代表として、学校や子どもたちに関する講演会を主催したり、地域における子どもたちの居場所づくりを模索している。

姜 咲知子(かん さちこ)(※2020年8月、共同代表を辞任)
岡山県出身、石岡市在住。暮らしの実験室やさと農場スタッフ。豚、やぎ、鶏、犬、猫と共に暮らしながら多品目栽培を行う循環型農場において、主にイベント制作を担当。一年を通じ、田んぼや野菜など農業部分に関することだけでなく、草木染めや木工のワークショップなど、都市の人たちが土や自然の恵みに触れるイベントを企画運営している。震災後に地域で5年間続けた八豊祭(やっほうまつり)の運営メンバー。2017年から地域通貨「さとのわ」を立ち上げ、現在も継続活動中。人と人が出会う場をつくるのが大好き。

徳田 太郎(とくだ たろう)(※2020年8月、共同代表を辞任)
牛久市出身、つくば市在住。修士(公共政策学)。ファシリテーター(話しあいの支援・促進役)として、全国各地の地域づくりや福祉活動などをサポートする仕事をしている。日本ファシリテーション協会では事務局長・会長・災害復興支援室長を、茨城NPOセンター・コモンズでは理事を、つくば市民大学では代表幹事を歴任。無類の本好き・活字好きで、古書店の前を素通りすることができない性質。特技は、誤字・脱字の発見。人生を変えた一冊は、篠原一『市民の政治学:討議デモクラシーとは何か』(岩波新書、2004年)。

3月27日、記者発表を行いました

2019年3月27日(水)午後2時より、茨城県庁記者クラブにおいて、「東海第二原発の再稼働を巡る県民投票の直接請求に関する記者発表」を行いました。
会見の様子は、以下のメディアでご紹介いただいております。

・NHK:
 再稼働の是非 住民投票目指す会(動画あり)

・茨城新聞:
 東海第2原発 再稼働賛否、県民投票を 市民団体、来年直接請求へ

・東京新聞:
 東海第二「再稼働」県民投票を 市民団体、直接請求へ署名活動

・毎日新聞:
 原発県民投票の会、署名の「受任者」募集 直接請求目指し(会員限定有料記事)

・産経新聞:
 再稼働賛否の県民投票を 東海第2巡り直接請求へ

・共同通信:
 再稼働賛否の県民投票を、茨城 東海第2巡り直接請求へ

・朝日新聞:
 「県民投票の会」署名活動準備 投票実施めざすと発表(web版なし)

・読売新聞:
 県民投票実施向けた署名10月開始目指す 東海第二再稼働(web版なし)

「いばらき原発県民投票の会」が発足しました

リーフレット(外面)
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リーフレット(内面)
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東海第二原発の再稼働の是非に関し、県民同士が話し合い、それぞれの選択を表すことができる「県民投票」を実現させるために、2019年3月、「いばらき原発県民投票の会」が発足しました。

県民投票の実現には、県に対して条例の制定を請求する必要があり、そのためには、県内有権者の1/50(約5万筆)以上の署名が必要となります。

署名運動は、2019年秋以降の予定ですが、まずはその前段階として、3月27日より、署名をあつめる「受任者」の募集を開始いたしました。

再稼働に賛成の方も、反対の方も、そしてもちろん「よく分からない」という方も。
ともにじっくりと思いや考えを聴きあい、考えあう、そんな機会になればと思います。

話そう、選ぼう、いばらきの未来。

~「いばらき原発県民投票の会」設立までの経緯~

2018年4月1日、茨城県内在住の有志が、笠間市にて「原発県民投票について考えよう!―静岡の原発県民投票・直接請求に学ぶ―」を開催しました。

同年4月21日、本会の前身となる「原発県民投票を考える会」が発足しました。以降、同会として9回のミーティングを開催し、また、県内15ヵ所で学習会を開催しました。

2019年3月4日、「原発県民投票を考える会」を発展的に解消し、「いばらき原発県民投票の会」が発足しました。