当初、本年10月から署名あつめを行い、来年3月議会への上程を目指す予定でおりましたが、原発や県民投票に関する対話をさらに広げ、運動を成功に導くために、「来年1月から署名あつめを行い、6月議会への上程を目指す」ことを決定いたしました。
いばらき原発県民投票の会では、「東海第二原発の再稼働の是非を問う県民投票条例」の直接請求に向けて、本年4月より、県内各地における「県民投票カフェ」等の対話イベントの開催と、受任者(署名協力者)の登録呼びかけを行ってまいりました。
皆様のご協力により、これまでに県内44市町村のうち40市町村において受任者を確保することができましたが、8月末に1,000人を越えたところで、署名開始に十分な人数を確保できておりません。また、「県民投票カフェ」の開催も、回数としては50回近くを数えるに至ったものの、44市町村中30市町村にとどまり、まだ3分の1の市町村で開催できておりません。さらに、東海第二原発や県民投票運動に関する情報が、多くの県民に届いているとはいえないのが実情です。
そこで、原発や県民投票に関する対話をさらに広げ、運動を成功に導くためには、もう少し時間が必要と判断し、署名開始時期を見直すこととしました。
見直し後の署名開始時期は、来年1月頃とし、2020年6月県議会への上程を目指します。また、直接請求の成立に必要な5万筆を確実に達成するため、開始時の受任者数3,500人を目標とします。
いばらき原発県民投票の会は、「東海第二原発の再稼働の是非を問う県民投票の実現を目指す」という一点で集まった市民有志の集まりです。多くの皆様と力を合わせて、原発県民投票を実現させるため、あらゆる努力を行っていく所存です。皆様のなお一層のご協力を心よりお願い申し上げます。
2019年9月16日
いばらき原発県民投票の会 共同代表
鵜沢恵一・姜咲知子・徳田太郎